2日、名古屋地方気象台よりイチョウの黄葉の発表がありました。1964年の統計開始以来最も早い観測です。

日本気象協会中部支社より
日本気象協会中部支社より

2日、名古屋地方気象台よりイチョウの黄葉の発表がありました。平年日は11月20日ですので、今年は18日も早く、1964年の統計開始以来最も早い観測となります。(これまでの最早は1967年11月5日でした。)
上の写真は、名古屋にある日本気象協会中部支社近くの公園のイチョウの様子です。こちらでは、まだ緑色の葉の部分が大半とのことですが、一部では黄色く色づいているそうです。
日中は比較的暖かい日が続いていましたが、最低気温はここ一週間ほど15度を下回るなど、朝はだいぶ冷えてきました。(ここ3日間は10度前後)。
名古屋ではイチョウの黄葉から落葉まで2週間前後の年が多くなっています。
※イチョウの黄葉日とは標本木で葉の色が大部分黄色系統に変わった最初の日をいいます。
※イチョウの落葉日とは標本木で葉の約80%が落葉した日をいいます。