道内各地で“雪虫”が目撃されています。北海道では雪虫が飛ぶようになると、そろそろ雪が降ると言われており、冬の準備を始める人が多いんです。今日は全道的に穏やかな秋の一日となり、今日もたくさんの雪虫が飛んでいました。明日(20日)はいよいよ平地でも雪虫ではなく、本当の雪が降り、雪化粧をする所がありそうです!

雨から雪に変わるのはいつ!?

明日(20日)の午前中にかけて寒冷前線が北海道付近を通過する影響で大気の状態が非常に不安定となり、午前中は広い範囲で雨が降ります。
前線通過後は北海道付近の上空に【11月下旬から12月上旬並みの強い寒気】が流れ込みます。そのため、北部では昼過ぎから次第に雪に変わります。また、夜から21日朝にかけて南西部やオホーツク海側でも、みぞれの降る所があります。札幌も雨に雪がまじる見込みです。
明日の夜にかけて予想降雪量は、石北峠や狩勝峠など道北の峠では10センチから20センチ、平地でも上川や空知、留萌地方など多い所で5センチから10センチの見込みです。
さらに、明日の夜には風が強まるため、日本海側やオホーツク海側の沿岸ではふぶく所もあるでしょう。

平地でもいよいよ雪の予報!
平地でもいよいよ雪の予報!

金曜日の朝は路面凍結に注意!

金曜日の朝は冷え込みが強まり、最低気温は全般に2度前後で内陸では氷点下となる所もある見込みです。このため、雪の降らなかった所でも路面が凍結する恐れがあります。日陰やトンネルの出入り口、橋の上ではブラックアイスバーンとなる恐れもありますので、車の運転をする方は路面状況の変化に注意してください。