10月後半ですが、まだ半袖の陽気です。あす18日(火)は西日本だけでなく、東海や関東甲信でも25度くらいの所があり、汗ばむことも。一方、北海道では週の後半は平地も雪が降るでしょう。

暑さいつまで?

10月も後半ですが、この先しばらく季節はずれの暑さの続く所が多くなりそうです。上の図は、全国にあるアメダス地点において、夏日・真夏日・10度以下の地点が全国の何割で予想されているかを表したものです。ピンクのグラフは最高気温が25度以上の夏日、赤いグラフは最高気温が30度以上の真夏日、青のグラフは最高気温が10度以下の割合です。
ピンクの夏日地点の割合を見てみますと、きょう17日(月)は北陸や近畿から西で気温が上がり、最高気温が25度以上の夏日地点は全国の3割近くにのぼりました。(午後3時までの値です。)30度以上の真夏日となったのは主に沖縄ですが、九州や四国でも30度くらいまで上がった所がありました。あす18日(火)は、東海や関東甲信でも25度くらいまで気温が上がり、夏日地点が増えるでしょう。関東は日中も雲が広がる可能性がありますが、日差しが少なくても肌寒さはなさそうです。晴れれば薄着でちょうどよい方もいらっしゃるでしょう。21日(金)にかけては関東から西の所々で夏日が続き、昼間は上着が邪魔になりそうです。秋スタイルを楽しみたいところですが、今週は重ね着など、調節しやすい服装がよいでしょう。
ただ、今週後半になると状況が変わってきます。

北海道は平地も雪予想

20日(木)頃から、北海道にはこの時期としては強い寒気が流れ込みます。平地にも雪を降らせるほどで、雪が積もる所もあるでしょう。上の図の青いグラフに注目してみますと、21日(金)からグラフがのび始めます。北海道では今週後半は、最高気温が10度に届かない所が増えるでしょう。北海道では季節がまた一歩、進みそうです。関東以西の季節外れの暑さも、週末からは徐々に落ち着いてくるでしょう。