今朝(15日)の北海道は冷え込みが強まり、この秋一番の寒さになった所が多くなりました。また、午前9時までの最低気温が道内で最も低くなったのは、釧路地方の標茶と十勝地方の陸別でともに‐5.0度でした。これは、富士山をのぞく全国のアメダス地点で一番低い気温です。この冷え込みで札幌や旭川、帯広、釧路では、この秋全国初の初氷も観測しました。北海道では、10月に入り、秋から冬へ季節の便りが続々と届いています。

雪帽子をかぶった雌阿寒岳 10月13日撮影
雪帽子をかぶった雌阿寒岳 10月13日撮影

寒さのメダルラッシュ!

今朝(15日)の北海道は、晴れて地面の熱が逃げる放射冷却現象が強まりました。主な都市の最低気温(午前9時まで)は、時計台のなる街:札幌4.7度、鉄道の街:岩見沢2.0度、羊蹄山の街:倶知安-1.7度、夕日の街:釧路0.6度、ホッキの街:苫小牧0.2度、工場夜景が美しい街:室蘭5.9度、函館山からの夜景が綺麗な街:函館2.4度など、この秋一番の冷え込みになった所が多くなりました。旭川-0.5度、帯広-0.3度などは、この秋初めて、氷点下の冬日となりました。
まさに寒さのメダルラッシュとなった道内ですが、最も低くなった釧路地方の標茶と十勝の陸別はともに-5.0度まで冷え込みました。これは、富士山をのぞく全国のアメダス地点で、この秋一番低い気温です。
道内では、昨夜から今朝にかけての冷え込みで、初霜や初氷など季節の便りが続々届きました。札幌と帯広はともに初霜と初氷を、旭川と釧路で初氷、函館では初霜も観測しました。初氷は、この秋全国で一番早い観測となります。

この週末は絶好の行楽日和に

この週末(15日、16日)は高気圧が張り出し、日中は道内広くさわやかな青空が広がるでしょう。
上空の寒気も抜けるため、ここ数日続いていた寒さも和らぎ過ごしやすい陽気となる見込みです。札幌の定山渓などこの週末は見ごろの所も多い、紅葉を楽しむのにも絶好の日和となります。また、苫小牧漁港で16日に開催される「ホッキまつり」など食欲の秋を満たす各地のイベントなどを楽しむのにも最適でしょう。最近静かなブームでもある薪ストーブ用の薪割など屋外での冬支度作業などにもよさそうです。

週末は行楽日和
週末は行楽日和