関東はこの先、秋らしい一週間に。朝晩はヒンヤリして、通勤時は秋物の上着が必要に。昼間は長袖の服に一枚羽織るか、上着を着たままでもいいくらいの所もあり、半袖の服は着る機会がほとんどないでしょう。

東京都心の気温の変化(10日は午後3時までの実況)
東京都心の気温の変化(10日は午後3時までの実況)

ようやく秋らしく

関東地方はようやく秋らしさを感じられるようになってきました。上のグラフは東京都心の、先週からの気温の変化です。先週6日(木)の最高気温は31度3分と、季節外れの暑さになりました。横浜や千葉市では10月の1位の記録を更新するなど、10月としては記録的な暑さの所もありました。7日(金)からは暑さが落ち着いて、朝の気温は20度を下回るように。けさの都心の最低気温は17度5分と、この秋一番低くなりました。また、きょうの日中は予想よりも雲が広がって日差しがほとんどなく、最高気温は19度6分と、この秋初めて20度に届きませんでした。北東の風が吹いて、日中も上着がないと寒いくらいに感じられたことでしょう。

朝晩の服装は?

この先、朝晩は日に日に冷えるでしょう。下記リンクの戸田気象予報士の記事「あす朝も全国冷える 札幌と長野で8度」にもあるように、あす11日(火)の朝は、けさより冷える所が多くなりそうです。週末にかけては都心でも15度を下回る日が多く、朝晩は秋物の上着が必須です。さらに谷など内陸部では10度くらいまで下がることも。早朝にお出かけになる方は、これまでより厚めの上着を用意しておきましょう。

もう半袖は必要なし?

日中の最高気温は20度から22度くらいの日が多いでしょう。晴れれば、昼間は長袖一枚でちょうどよいくらいです。ただ、これからの時期は日差しのある、なしで体感温度が大きく変わってきます。あす11日(火)は高気圧が北に偏って関東地方を覆うため、雲が広がりやすい晴れとなりそうです。北または東よりの風が吹きやすいため、日が陰るとヒンヤリすることも。昼間も長袖の服に一枚羽織るか、上着を着たままでもいいくらいの所もあるでしょう。12日(水)は比較的すっきりと晴れて、気温も23度前後まで上がる予想です。体を動かす方は半袖がよいかもしれません。ただ、午後3時頃になると半袖一枚では肌寒く感じられるでしょう。日中も羽織る物を用意するなど、調節しやすい服装がよさそうです。今週は長袖の服や上着を着る機会が増えて、街中が秋物カラーに染まるでしょう。うっかり薄着で過ごして体を冷やさないよう、お気をつけください。