稚内地方気象台は6日、利尻山の初冠雪を観測しました。台風18号から変わった低気圧が、北から寒気を引き込んでいて、7日にかけても、冬の便りが届きそうです。

稚内地方気象台は6日、利尻山の初冠雪を観測しました。平年より3日遅く、昨年よりも6日遅い観測です。
北海道の旭岳に続いての「初冠雪」の便りです。 いよいよ北から冬の足音が聞こえ始めました。
6日は北海道から北陸にかけての日本海側は雨が降ったりやんだりの時雨模様になっています。夜からはさらにこの時期としては強い寒気が入るため、北海道の標高の高い峠では雪が降り、積雪となる恐れがあります。峠超えをする方は冬の装備をした方が良さそうです。
晴れた日には空の「青」と、山頂に積もった雪の「白」と、鮮やかに色づいた山肌の紅葉との見事なコントラストに出会えそうです。いまの時期だからこそ見られる自然の美しさですね。
※「初冠雪」とは、山の中腹から山頂に雪が積もり、ふもとの気象台や観測所から白くなった山の姿が初めて見えたことを言います。