台風18号の暴風域が通った長崎県対馬市厳原では、きょう(5日)午前9時すぎに最大瞬間風速39.2m/sと、10月の観測史上最も強い風が吹きました。

5日の最大瞬間風速

きょう(5日)午前中、台風18号が強い勢力で対馬海峡を通過したため、九州北部では一時南より風が非常に強まりました。
暴風域が通過した長崎県対馬市厳原では、きょう(5日)午前9時すぎに最大瞬間風速39.2m/sの南東の風が吹き、10月としては1918年の統計開始以来最も強い風が観測されました。
その他の所の最大瞬間風速は、福岡市25.4m/s、佐賀市26.6m/s、本県阿蘇山30.8m/sとなりました。

九州 あすまで強風・高波

九州北部はきょう(5日)の夕方までで、各地とも台風の強風域から抜ける見込みです。
ただ、あすも九州北部の海上や沿岸は、まだ風がやや強く、うねりを伴った高波が続きますので、船舶は引き続き注意が必要です。