関東で雨雲が発達。千葉県勝浦市では、午前11時20分までの1時間に45ミリの激しい雨を観測。これから夕方にかけても局地的に激しく降る見込み。雨で路面が滑りやすい上、水しぶきで見通しが悪くなる恐れも。車の運転は慎重に。

      
      

関東 夕方まで広く本降り 局地的に激しく降る

関東では、海から湿った空気が流れ込んでいるうえ、気圧の谷が通過中。ほぼ全域で雨となっていて、特に千葉県には激しい雨を降らせるような発達した雨雲。
これから夕方にかけても、各地、強弱を繰り返しながら雨が続きそうです。いったん、小降りになっても、急に雨脚が強まる可能性があります。また、沿岸部を中心に風もやや強めに吹くでしょう。これからお出かけのかた、大きめの傘やレインブーツがあると良さそうです。特に、「千葉県」と「茨城県」では、雷を伴って1時間30ミリ以上の激しい雨が降る所がある見込みです。車の運転は要注意です。雨でタイヤが滑りやすくなったり、ワイパーをかけていても前が見えにくくなるほどの雨です。車間距離を十分にとって、急ブレーキ急ハンドルを避け、くれぐれも慎重な運転を心掛けてください。
また、先日の台風16号による大雨の影響が残り、地盤の緩んでいる所もあります。仮にそれほど強い雨でなくても、土砂災害が発生する恐れがあります。なお、正午現在、千葉県南部では、勝浦市をはじめ「土砂災害警戒情報」の発表されている地域があります。今後も、気象台、自治体からの新たな情報にご注意ください。

明日も曇りや雨 今日とは一転、蒸し暑い

関東の雨は、今夜には次第に弱まって、止む所も多くなってきそうです。
ただ、明日には関東の南にある「秋雨前線」が、ゆっくりと北上してきます。明日も雲に覆われたままで、昼前後を中心に雨が降るでしょう。今日とは違って、南から暖かい空気が流れ込んでくるため、最高気温は各地25度を超える見込み。今日までの涼しさとは一転して、蒸し暑く感じられそうです。