台風が過ぎた後もすっきりせず、日差しが恋しいところです。22日(木)「秋分の日」は東北から九州、沖縄にかけて広く雨。関東から近畿では、一時雨が強まることも。外出は傘を忘れずにお持ちください。

秋分の日 東北から九州、沖縄で雨

21日(水)は、秋雨前線が南海上に停滞し、関東から西の地域では雲が広がりやすく、所々で弱い雨が降りました。22日(木)「秋分の日」は、南から秋雨前線がやや北上し、湿った空気が流れ込みやすくなるでしょう。このため、21日よりも雨の範囲が広がりそうです。東北から九州、沖縄にかけては広く雨で、特に関東や東海、近畿、北陸では、一時的にザッと雨が強まることもあるでしょう。せっかくの祝日ですが、イベントなど屋外の活動は、雨具を忘れずにお持ちください。
北海道は比較的よく晴れて、秋のお彼岸のお墓参りなどにも良さそうです。

恋しい日差し 晴れるのはいつ?

9月中旬以降、東北南部から近畿にかけて、日照時間が平年の約4割程度にとどまり、曇りや雨の日が続いています。東京都心の9月の天気を振り返ると、6日(火)は日照時間が9.6時間とよく晴れましたが、その後は日照時間が6時間を超えた日はなく、1時間に満たない日が21日(水)を含めて10日間もありました。
ただ、この曇天続きの天気傾向は、週末には変わりそうです。24日(土)頃から、晴れ間が出て、太陽が心を晴れやかにしてくれそうです。太平洋高気圧が強まるため、暑さが戻ってきます。大阪など真夏日の戻る所もありそうですから、屋外の活動はこまめに休憩をとるなど、無理をしないようにしてください。

秋分の日とは

秋分の日とは、春分の日と同じく昼と夜の長さが大体同じになる日を言います。秋分(春分)の日から数えて、3日前を「彼岸の入り」といい、3日後を「彼岸の明け」と言います。また、秋分の日を真ん中にした7日間を彼岸と言います。秋分の日や春分の日は、その中間に位置するため「彼岸の中日」と呼ばれています。
22日(木)秋分の日、東京の日の出の時刻は午前5時29分、日の入りの時刻は午後5時38分です。「秋の日はつるべ落とし」と言いますように、これからますます日暮れが早くなっていきます。12月21日の冬至の日は一年で最も昼の時間が短く、夜の時間が長くなります。日暮れが早くなるとともに、夜から朝にかけても気温が下がりやすくなりますので、体調管理にご注意ください。