本日15日(木)、この先の1か月予報が発表されました。気温は全国的に高い予想で、まだ日中は関東から西を中心に夏日や真夏日の出る日もありそうです。降水量は西日本ほど多く、日照時間は北日本は平年並みか多い見込みです。

気温は全国的に高い

この先1か月(9月17日~10月16日)は、全国的に暖かい空気に覆われやすい状況が続く見込みです。このため、気温は全国的に高いでしょう。特に、北海道や東北、関東、北陸、東海地方は、9月末にかけての気温が高い見込みです。朝晩はしのぎやすい日が多くなってきたものの、まだ関東から西では、夏日や真夏日になる日もあり、夏のように感じる日もありそうです。
9月末から10月にかけては、例年北日本や標高の高い山々から、初霜や初氷、初冠雪など冬の便りが届く頃です。(初冠雪平年日 旭岳:9月25日 利尻山:10月3日 立山:10月8日 八甲田山:10月17日)ただ、今年は10月にかけても気温が高い予想で、平年に比べ冬の便りは遅れそうです。とはいえ、朝晩は気温がぐっと下がり始める頃で、朝晩と日中の気温差が大きくなるでしょう。東北南部に位置する仙台市でも、例年10月上旬には一桁の冷え込みが出てきます。服装は、上手に調節を行って、体調管理にご注意ください。

西ほど雨多く 北は日照まずまず

降水量は、関東から西の地域で多い予想となっています。特に、西日本や沖縄、奄美では、低気圧や前線、南からの湿った空気の影響で降水量は平年よりも多い見込みです。関東や東海、北陸も雨は平年並みか多い予想となっています。天気は短い周期でコロコロと変わり、雨の降る日が比較的多いでしょう。まだ南海上の海面水温は高い状態が続いていて、引き続き台風も発生しやすい状況です。まだまだ大雨のシーズンは続いていますので、今後も情報に注意が必要です。
東北や北海道は、降水量は平年並みで、日照時間は平年並みか多いでしょう。台風10号による爪痕があちらこちらに残り、災害に見舞われた地域では、しばらく復旧作業が続くと思います。この先は、関東以西に比べると大雨は降りにくくなる見通しですが、まだ油断できません。10月半ば頃にかけて、雨の降る日は、降り方や量など気象情報に注意をして、早めに対策をしていただければと思います。