スーパー台風まで発達した台風14号は、14日正午現在、台湾を暴風域に巻き込みながら北西に進んでいます。台湾の気象台の観測によると、南部にある西大武山ではこの半日で600ミリを超える雨が降りました。

台風14号は14日正午現在、猛烈な勢力で台湾にかなり接近しています。中心気圧は890hPa、中心付近の最大瞬間風速は85メートル、最大風速は60メートルと、アメリカではいわゆる「スーパー台風」と呼ばれるほどの勢力です。
台湾では東側を中心に大荒れになっていて、南部にある西大武山ではこの半日で600ミリを超える大雨が観測されています。また、暴風も吹き荒れ、午後1時過ぎには、玉山(ぎょくざん)で38.5メートル、高雄市では38メートルの最大瞬間風速を記録しています。
あす15日は中国大陸に上陸する見込みです。