今日(12日)は秋雨前線が九州から本州の南岸に停滞中です。九州には活発な雨雲がかかり、宮崎県や福岡県などで雨量が多くなっています。宮崎県では午後3時までの24時間雨量が200ミリ近くになった所もあります。

九州の雨雲の様子
九州の雨雲の様子

秋雨前線が活発!宮崎県ではたった1日で200ミリ近い雨量に

今日(12日)は秋雨前線が九州から本州の南岸に延びています。九州は広い範囲で雨が降りました。秋雨前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。宮崎県や福岡県など活発な雨雲がかかり、局地的に激しい雨が降りました。
今日(12日)午後3時までの24時間降水量をみてみると・・・
宮崎県北方198ミリ、宮崎県日之影140.5ミリ、福岡県太宰府118.5ミリの雨が降り、大雨となっています。
現在も活発な雨雲は九州北部や中国地方にかかっており、今後は強い雨の範囲が近畿や北陸など東へ移動していく見込みです。九州北部は今日(12日)午後6時頃まで、雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。