夏の高校野球が終わると、少しのもの悲しさとともに、夏の終わりを意識する方もあるのではないでしょうか。第98回の高校野球も7日の開幕からおよそ2週間が経ち、残りの日程はあと2日、8月も残す所10日余りとなりましたが、どうやら今年の夏の暑さは、まだまだ終わりそうにありません。

秋の気配は少しずつ

8月7日に開幕した夏の高校野球も残すは準決勝と決勝のみ。高校野球が終わると、夏の終わりを感じる方もあると思います。暦の上ではもう既に秋になっており、うるさいほどに鳴いていたセミの鳴き声も気がつけば随分少なくなってきました。一方で、最近は夜になるとコオロギの鳴き声を聞くことが出来ます。近畿地方の隣、岡山県でも8月16日にエンマコオロギの初鳴が観測され、少しずつ秋の気配が近づいていますが、このまま季節も順調に進んでいくのでしょうか。

終わる気配のない夏

日没は目に見えて早くなっており、その点にも季節の歩みを少し感じるものの、大阪では、19日の最高気温が今季最も高い38度1分を記録し、暑さはまだまだ衰え知らずです。この先1ヶ月を見ても、近畿地方の平均気温は平年よりも高くなる確率が70%。更には、高温に関する異常天候早期警戒情報も発表されています。8月23日頃からの約1週間は、気温が平年よりかなり高くなる可能性があるため、体調管理には十分な注意が必要です。

土日の甲子園の天気は?

さて、準決勝と決勝が行われる甲子園の20日、21日の天気はというと、両日ともに晴れて厳しい暑さになりますが、大気の不安定な状態が続く見込みです。スタンドで観戦する際は、万全の暑さ対策と日焼け対策を行う必要がありますが、甲子園付近でも急な雨の可能性があるため、空模様の変化に注意が必要です。