北海道は台風7号の影響で、大雨となったばかりですが、この土日も前線や熱帯低気圧の影響で大雨となるおそれがあります。
これまでの大雨で、川は増水していたり、地盤の緩んでいる所もあります。20日(土)から21日(日)にかけても引き続き土砂災害や川の増水、低い土地の浸水などに注意が必要です。

旭川市内を流れる石狩川
旭川市内を流れる石狩川

これまでの大雨の爪痕

北海道は、前線や台風7号の影響で、16日(火)から17日(水)にかけて、広範囲で100ミリから200ミリの大雨となりました。
2日間で札幌は126ミリの雨が降るなど、8月ひと月分の量に相当する雨が降った所が多く、河川の増水や氾濫により、浸水被害なども発生しました。
札幌テレビ放送(STV)が旭川市内に設置しているパノラマカメラが捉えた、今日(19日)午前11時半頃の石狩川の様子を見ても、依然として水位が高く、流れは速くなっているのが分かります。

再び大雨に・・・

20日(土)から21日(日)にかけては、前線が北海道付近に停滞し、また南からは熱帯低気圧が北上し、北海道付近を通過します。南からは暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態は非常に不安定となるため、雷を伴って雨脚が強まり、広い範囲で再び大雨となりそうです。
土日の外出、山や川のレジャーは細心の注意が必要です。
台風が去っても、油断できない状態が続いています。引き続き、今後の気象情報をこまめにチェックするようにして下さい。

土日の北海道
土日の北海道