北海道 台風6号接近・上陸の恐れ

2016/08/13 11:28

現在、南鳥島近海にある台風6号は、このあと日本の東を北上し、15日(月)朝には根室付近に進む見込みです。太平洋側東部は、低い土地の浸水や土砂災害、うねりを伴う高波に警戒が必要です。予報円の西よりのコースをとれば、北海道に上陸する可能性もあり、最新の台風情報に注意が必要です。

13日午前9時現在の台風進路図(画像をクリックすると台風情報へジャンプ)
13日午前9時現在の台風進路図(画像をクリックすると台風情報へジャンプ)
高波に警戒 台風の北上に伴い、14日夜には太平洋側の東部を中心に海の波はうねりを伴いしけるでしょう。 15日には、さらに波が高くなり大しけとなる恐れがあります。うねりを伴う高波に警戒が必要です。 風も強まるでしょう。また、台風6号は北海道に接近するときには、強風域が大きくなる恐れがあるため、台風から離れた場所でも風が強まりそうです。鉢植えなど屋外の飛ばされやすいものは今のうちに室内にしまいましょう。 大雨の恐れも 北海道付近には、かなり暖かく湿った空気が流れ込むため、太平洋側東部やオホーツク海側では、大気の状態が非常に不安定となり非常に激しい雨が降り、局地的に大雨となる恐れがあります。具体的な雨の量は、今のところ台風の進路次第となりますが、大雨のよる低い土地の浸水や土砂災害に警戒が必要です。 今のうちに、側溝や排水溝の掃除をして水はけを良くしておきましょう。万が一の備えとして懐中電灯や携帯ラジオ、非常用食料、水などの用意し、避難場所や避難経路の確認もしておきましょう。 接近してからは、不用意に屋外での作業をしたり、海岸や用水路の見回りなどはやめましょう。 帰省やお盆のお墓参りなど移動も多い時期ですが、最新の台風情報に注意してください。
台風通過後も雨が続く 台風通過後も、北海道付近は前線や湿った空気の影響で雨の日が続くでしょう。大雨の後の長雨となるため、地盤が緩んでいそうな斜面や崖下、増水した川などには近づかないようにしてください。夏休み中のお子さんが危険な場所で遊ばないよう保護者の方からも声掛けして下さい。

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