台風6号は15日(月)頃に北海道に接近する恐れ。東部を中心に雨雲がかかり、風が強まる恐れも。太平洋側はうねりを伴った高波に警戒。また、日本の南には台風のたまごがあり、今後の動向に注意を。

台風6号は北海道へ

南鳥島近海の台風6号は今後、日本の東の海上を北上し、15日(月)頃には千島近海へ進む予想です。14日(日)頃から北海道や東北の太平洋側ではうねりを伴った高波に注意が必要です。15日(月)には北海道の太平洋側の海上では大しけとなる恐れもあります。また、北海道の東部では14日(日)の午後から15日(月)にかけて雨雲がかかり、沿岸部を中心に風も強まるでしょう。最新の台風情報、気象情報にご注意下さい。

南には次の台風のたまご

当面、北海道では台風6号の動きに注意が必要ですが、日本の南の海上には次の台風のたまごである「熱帯低気圧」があります。この熱帯低気圧は今後、台風に発達する見込みです。
夏場、太平洋高気圧が広く日本付近に張り出していると、台風は高気圧の周りを大回りして、中国大陸や朝鮮半島から日本海に進む経路をとりやすくなります。ただ、今年は太平洋高気圧の勢力が安定しておらず、動きが読みにくい状況です。日本の南の熱帯低気圧の動きは、まだはっきりしませんが、日本に影響を与える可能性もありますので、来週後半はこの熱帯低気圧の動きに要注意です。