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71回目の長崎原爆の日

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1945年8月9日、長崎に原爆が投下されてから、きょうで71年。
この日、長崎は朝から青空が広がっていました。そして、午前11時02分の原爆投下後も長崎測候所では大きな被害を受けた中で気象観測が続けられており、その記録が残っています。

1945年8月9日 長崎の天気

1945年8月9日、長崎に原爆が投下されてから、きょうで71年。
71年前のこの日の天気図が残っています。これを見ると、九州は東から広く張り出す太平洋高気圧に覆われていたことがわかります。当日の長崎は朝から青空が広がる、暑い夏の日でした。
長崎測候所の観測記録によると、原爆投下直前の午前11時の天気は快晴でした。

原爆投下後の気象観測記録

午前11時02分に原爆が投下され、爆心地から南南東約4.5kmにあった長崎測候所も大きな被害を受けましたが、そのような中でも気象観測が続けられました。
原爆投下から約1時間後、正午の長崎市の気温は29.4度、南西の風3.7メートル、天気は「不明」と記録されています。
また、ちょうど原爆投下のころ、長崎測候所の気圧計には著しい不連続が記録されています。これは原爆の爆風によるものと考えられます。

きのこ雲の記録

当日の観測記録には「火災 smoking rings KN 発生 am」という記載があります。「smoking rings」は煙の輪、そして「KN」は気象観測の記号で積乱雲を表します。この記載は、午前中(am)に発生した、積乱雲のように空に立ちのぼる「きのこ雲」のことを表しているものと見られます。
そして、このような異常な雲が広がった状況のため、正午の天気を「不明」と記録したものと考えられます。


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