5日21時に「大型」となった台風5号は、6日正午現在、小笠原近海を時速20キロの速さで、北上しています。今後、発達しながら北上する見通しです。

台風情報
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5日21時に「大型」となった台風5号。6日正午現在、小笠原近海を時速20キロの速さで、北上しています。中心の気圧は985hpa、中心付近の最大風速は25m/sです。今後は、発達しながら北上し、明後日8日午前9時には、「強い」台風となり、日本の東海上を時速20キロの速さで北北西へ進む予想です。台風が最も近づくのは、8日夜から9日にかけてとなるでしょう。9日ごろから次第に速度を上げながら、日本の東を北上する見込みです。

大型の台風 今後の影響は?

〇7日から太平洋沿岸部 高波に注意
台風が近づく前から、太平洋沿岸の波は高くなるでしょう。あす7日から、遠くの台風から伝搬する「うねり」が入るため、穏やかな波が急に高くなることがあります。海には影響が出はじめそうですから、海水浴や海のレジャーは注意が必要です。
〇8日夜から9日にかけて 関東・東北太平洋側 雨や風に注意
台風に近い、関東から東北の太平洋側では、8日夜から9日頃にかけて、ざっと雨が急に激しく降ったり、落雷や突風などの恐れがあります。また、風も強く横殴りの雨となるでしょう。今のところ、千葉や茨城の沿岸部ほど影響が出ることが予想されますが、台風が予報円の西側に変われば変わるほど、東京都心を含む、関東の広い範囲に影響が出る恐れがあります。今後の台風情報にご注意ください。