この週末の北海道は、内陸を中心に噴水など水辺で涼みたくなるような厳しい暑さとなりそうです。
7日の道内では今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日になる所もありそうです。

札幌 大通公園の噴水
札幌 大通公園の噴水

熱中症や食中毒に注意

この週末は、オリンピック開催の盛り上がりとともに北海道の暑さもぐんぐん上昇しそうです。
特に、7日(日曜日)は、北海道の北を通過する前線を伴った低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、上空1500メートル付近には平年より5度ほど高い暖気が入ります。
内陸を中心に暑さが厳しく、地形の影響も受ける道北やオホーツク海側では猛暑日になる所もありそうです。
意識してこまめに水分を補給したり、適度に冷房を使うなど熱中症対策が必要です。夜から朝にかけても気温が下がらず、かなり寝苦しくなりそうです。おやすみ前にも水分をとっておくとよいでしょう。
キャンプやアウトドアなどで自炊をする際なども、食品の取り扱いには十分注意してください。調理前にしっかり手洗いをして、食品もよく加熱しましょう。

週明けは台風接近の恐れ

週明けには台風5号が日本の東海上を北上します。
10日(水曜日)には、北海道にもっとも接近する恐れがあります。道東沖の海水温は平年より4度ほど高く、台風のまま北海道に接近する恐れがあります。道東を中心に波が高く、大しけとなる海域もありそうです。
台風の進路によっては、大荒れの天気となる恐れがあります。今後の気象情報に注意が必要です。