きょうも上空に寒気が居座るため、ほぼ全国的に大気の状態は不安定です。特に、北海道から東海地方は1時間に50ミリ以上のバケツをひっくり返したような雨の降る恐れがあります。落雷や突風にもご注意下さい。

気象衛星
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全国的に急な激しい雨に注意や警戒を

雷三日(カミナリミッカ)という言葉があるように、きょうも上空に寒気が残るため、全国的に大気の状態が不安定です。特に、北海道から東海にかけては、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、大雨になる所がありそうです。1時間に50ミリというと、滝のようにゴーゴーと降る雨で、傘は全く役にたちません。 地面は瞬く間に冠水し、川は増水します。そんな雨に遭遇した場合は落雷や突風の恐れもありますので、きょうも引き続き急に降りだす激しい雨に注意や警戒をして下さい。
4日6時までの24時間に降る雨の量は、多い所ですが、北海道、北陸、四国で120ミリ、東北、関東甲信地方、東海、九州南部100ミリの見込みです。大雨による土砂災害や土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。

発達した積乱雲のシグナルとは

発達した積乱雲が近づいてきた時には次のようなシグナルがあります。
①まっ黒い雲が近づいてきた(日中)。②雷の音が聞こえてきた。③急に冷たい風が吹いてきた。
これらに気づいたら、なるべく早く安全な場所に避難しましょう。車や頑丈な建物の中に移動する事などが、安全と言われています。
また、夏休みで、キャンプやバーベキューで、山や川に行くことがあるかもしれません。上流で雷が鳴っているようなら、急に川が増水してくることがありますので、十分に気を付けましょう。

東海から九州は猛暑な暑さになりそう

きょうの各地の最高気温は、ほぼ全国的に30度以上の所が多い予想です。北海道と東北は30度前後で、平年よりやや高い予想です。東京は29度の予想ですが、東海から九州、沖縄は33度前後まで上がり、猛暑日になる所が多くなりそうです。なお、34度以上が予想されている所は、岐阜、京都、大阪、奈良、高松、徳島、福岡、大分、佐賀、長崎、本、鹿児島です。福岡と熊本は7月27日以来、一週間連続で猛暑日になるかもしれません。京都は体温並みの36度が予想されています。木陰をあるいたり、水分補給を小まめに行うなど、熱中症にならないように対策を行ってください。