今夜、横浜港の夜空を彩る神奈川新聞花火大会が開催されます。けさは神奈川県内のあちらこちらで激しい雨が降りましたが、このあとの天気は?詳しく解説します。

今夜、横浜みなとみらい21地区前面海上にて、第31回神奈川新聞花火大会が開催されます。開催時間は、午後7時~8時。けさは神奈川県内のあちらこちらで激しい雨が降り、正午の時点で、横浜市と川崎市には大雨警報が発表されています。午後の天気も心配されている方が多いと思います。
午後からも、積乱雲が発生しやすく、大気の不安定な状況は続くでしょう。

激しい雨や雷雨に注意

花火大会が開催される時間帯は、午後7時~8時にかけてです。このあとも雨が降ったりやんだりでしょう。止み間の広がる時間は割合多いですが、開催時間帯である夜のはじめ頃にかけては、雷を伴ってザッと雨が強く降ることがありそうです。場所によっては、局地的に1時間40ミリの激しい雨が降る恐れがあります。空がいったん明るくなってくることもありますが、天気は変わりやすいでしょう。また、落雷や竜巻などの突風が吹く恐れもあります。
急に冷たい風が吹いてきたり、雷鳴が聞こえる、稲光が見えるなどの現象が見られたら、活発な積乱雲がすぐ近くまで迫っている証拠です。人が多く、危険な状況に分かりづらくなることがありそうですが、周辺の空の様子には十分にご注意ください。
危険を感じたら、早めにその場を退散して、安全な建物へ移動するようにしましょう。
持っていると良いものは、まず急な雨に備えて、雨具は忘れずにお持ちください。また、浴衣姿の女性は、雨で足元が濡れてしまい、下駄が歩きづらい状況になる可能性があります。お連れの方が、少し大きめのタオルなどを準備していくと重宝されそうです。

汗ばむ暑さから一転することも

横浜市では、正午までの最高気温が30度1分となっています。夜にかけても、あまり気温が下がらない見込みです。場所取りなどで開催よりも、早めに到着される方も多いと思いますが、午後6時~8時の気温は27度から28度ぐらいで経過する見通しです。湿度も高く、80%以上ありますので、かなり蒸し暑く感じられそうです。暑さを和らげる風も弱いでしょう。暑さ対策に、うちわや扇子などを持っていくと便利です。ただ、急な雨にあって、一気に気温が下がり、体を冷やすことも。雨に濡れたら、タオルで早く拭きましょう。いろんな場面を想定して、荷物に入れば、カーディガンなどがあるといいでしょう。
風向きは、南から南南西で、強く吹くことはありませんが、積乱雲が近づく際には、風向きが一転して、急に風が強まることがありますので、気をつけてください。空の様子には十分注意をして、横浜を彩る花火大会を楽しんでください。