関東は今夜、日付が替わる頃まで急な激しい雨や雷に注意。局地的には傘が役に立たないような雨に。道路の冠水や低地への浸水のおそれ。いったん雨のやんだ所も油断できません。

雨雲のようすは画像をクリック
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急な雨 いつまで?

きょう1日(月)も、関東地方は変わりやすい天気です。
昼頃から、平野部でもあちらこちらで雨雲やカミナリ雲がわき、晴れていたかと思えば、空が急に暗くなり、雨がザーザーと降り出しました。
千葉県の館山では1時間に39.5ミリの激しい雨を観測しました。
きょうも地上付近には雨雲のもととなる暖かく湿った空気がたっぷり流れ込んでいます。
各地で気温が上がっており、一方で上空には寒気が流れ込んでいるため、大気の状態は非常に不安定です。
山間部だけでなく、平野部でも風がぶつかっている所で雨雲が発達しており、この状態は今夜からあすに日付が替わる頃まで続くとみられます。
午後4時現在、平野部の雨は小康状態となっていて、激しい雨のエリアは山沿いへ移ってきています。
ただ、いったん雨がやんだ所も油断できません。
都心など平野部では、午後9時頃にかけてバケツをひっくり返したような雨が降ったり、カミナリが鳴ったりする所があるでしょう。
アンダーパスなど低い場所への浸水や冠水、川の急な増水に注意が必要です。
山間部は風のぶつかりやすい状態が長く続くため、日付が替わる頃にかけて滝のような雨の降る所があるでしょう。
土砂災害などにも注意が必要です。

不安定 いつまで続く?

大気の不安定な状態は、あす2日(火)も続きます。
ただ、雨雲の発達しやすい場所は、南よりの風がぶつかる山沿いが中心となるでしょう。
平野部でもにわか雨の可能性はありますが、きょうより雨の範囲は狭くなりそうです。
さらに3日(水)、4日(木)と、日に日に不安定な状態は解消に向かう見込みです。
週末には、ようやく安定した夏空が広がるでしょう。