北から南に長く延びる日本列島、天候に大きな差が出ています。北海道の太平洋側東部では日照不足、また、沖縄では高温に。以下、詳しい情報です。

北から南に長く延びる日本列島、天候に大きな差が出ています。28日も曇りや雨となっている北海道ですが、太平洋側東部では、7月13日頃から日照時間の少ない状態が続いています。
7月13日から7月27日までの日照時間の速報値と平年比は、帯広で15.4時間となり、平年の28%とかなり少ない状況です。釧路は21.9時間で44%、根室は26時間で51%、広尾は14.9時間で30%となっています。
今後2週間程度、日照の少ない状態が続く見込みです。農作物の管理などにご注意ください。
また、北海道では29日にかけて前線が停滞するため、引き続き大雨にも警戒が必要です。
一方、沖縄本島地方と八重山地方では、6月16日頃から太平洋高気圧に覆われて、晴れる日が多く、気温の高い状態が続いています。
6月16日から7月27日までの気温は、那覇で平均気温が29.7度、最高気温が32.5度となり、ともに平年より1.2度高くなっています。また、最低気温は27.6度で平年より1.1度高くなっています。また、久米島では最高気温が32.9度と、平年より1.7度高くなっています。
沖縄本島地方と八重山地方では、今後1か月程度気温の高い状態が続く見通しです。引き続き、熱中症に警戒が必要です。