きょう7月14日は九州南部の梅雨明けの平年日ですが、今年はまだ梅雨が明ける気配がありません。
きょう発表された1か月予報では、安定した夏空が広がるのは今月終わりごろ以降となる見通し。
このままいくと、九州南部の梅雨明けは、平年よりかなり遅れそうです。

きょう7月14日は、九州南部の梅雨明け平年日です。
去年(2015年)は平年通り、7月14日に梅雨明けした九州南部ですが、今年はまだその気配がありません。
太平洋高気圧の勢力が、なかなか強まらないことが原因です。

向こう一週間も梅雨空

きょう(14日)、鹿児島地方気象台から九州南部の1か月予報が発表されました。
1週目の「7月16日から22日」は「雲が広がりやすく、雨が降る日もある」、つまり、向こう1週間も梅雨前線が九州付近に停滞することが多く、梅雨末期の大雨に対する警戒が必要ということになります。

夏空安定は7月終わりごろから

そして、2週目の「7月23日から29日」は「平年と比べ晴れの日が少ない」、3週目・4週目の「7月30日から8月12日」で、ようやく「平年と同様に晴れの日が多くなる」見込みとなっています。
太平洋高気圧は、今月終わりごろからようやく九州付近へ勢力を強め、夏空が安定してくるということで、九州南部の梅雨明け、本格的な夏の到来は、平年よりかなり遅くなりそうです。