九州南部 3時間で100ミリ超えも
梅雨前線の活発な雨雲は昨日から九州をゆっくりと南下し、今日午前11時現在は鹿児島県が大雨の中心となっています。土砂災害警戒情報が出たり、川が氾濫危険水位を超えている所もあります。土砂災害や川の氾濫に警戒してください。
熊本では記録的な大雨も
昨日は大雨の中心が九州北部でしたが、今日は九州南部に移っています。
未明には特に、熊本で降り方が強まり、
南阿蘇村で1時間に77.0ミリの非常に激しい雨が降りました。
高森町でも1時間に75.5ミリを観測し、7月としては観測史上1位を更新しました。
非常に激しい雨が降ると、土石流が起こりやすく、多くの災害が発生する恐れが出てきます。
都市部ではマンホールから水が噴出する場合もあります。
鹿児島空港では、午前6時から9時の間に1時間に30ミリ~40ミリの激しい雨が降り続き、
午前9時10分までの3時間で115.5ミリに達しました。
土砂災害、河川の氾濫に警戒
この影響で、午前11時現在、
熊本県、宮崎県、鹿児島県に土砂災害警戒情報の出ている地域があります。
また、鹿児島県の別府川(姶良市付近)では氾濫危険水位を超えています。
このあとも、昼過ぎにかけて、非常に激しい雨の降る恐れがあります。
土砂災害や川の氾濫に警戒を続けて下さい。

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