7月に入り、北海道もいよいよ本格的な夏が近づいてきました。今回はこの時期に北海道でオススメの釣りの一つ、小樽沖での船ヒラメ釣りを紹介します。

いざ出港

北海道では5月に30度以上の真夏日を観測したこともありますが、やはり太陽高度が高くなり、日差しの力強さが体感できるこれからの季節がやはり夏だと感じます。
私の住む札幌に近い小樽近郊の海水浴場の多くがオープンした先週末、釣り船に乗りました。狙いは初夏から晩秋にかけて狙える高級魚のヒラメです。
北海道はこの時低気圧を含む深い気圧の谷の中に入っており、私のいた小樽港の沖合も夏の青空どころか雲に覆われて時折、雨の降る天気に。札幌を出発するときに雨も降っていたので期待は薄かったのですが・・・。
それでも小樽港を出港して走ること30分くらいでしょうか。釣り場に到着したので早速ヒラメ釣りの開始です。

はたして釣果は?

ヒラメ釣りは、ルアーなどの疑似餌(ぎじえ)を使って狙う釣り方もありますが、本州方面ではやはり生きたイワシなどの小魚を泳がせて釣る方法が有名なようです。これは、ヒラメが捕食の際には泳ぐ魚など動く餌に反応することが圧倒的に多いといわれているためです。
しかし、北海道では生きた小魚はなかなか手に入りません。そこで、主に冷凍物の大女子(オオナゴと読みます)やイワシなどをつけ、「動かない」餌を生きているように見せるために、魚をつけた仕掛けを投入したら、あとは魚の引きがくるまで竿を振り続けます。これがなかなか重労働・・・。なかなか魚は顔を見せてはくれません。
この日は雲に覆われ、時折雨の降るあいにくの天気。こんな天気でも何とかヒラメを釣り上げたい一心で竿を降り続け、何とか一枚釣り上げました。

こうみると何とも鋭い歯!これで餌となる小魚を一瞬で食べてしまいます。
今回は短時間の釣行でヒラメは一枚で終わりましたが、小樽沖のヒラメ釣りは晩秋にかけてまだまだ楽しめるそうです。

気になる今週末の天気は?

北海道はこの週末、あいにくの天気となってしまいましたが、次の週末は・・・
何とか晴れ間の広がる所が多くなりそうです。
来週18日の月曜日は海の日ということもあり、今週末から週明けにかけて海水浴や釣りなど海のレジャーで楽しまれる方も多いでしょう。
最新の気象情報を確認して、みなさんも楽しい夏をお過ごしください。