13日は、広い範囲で雨。非常に激しく降る所がある見込みです。九州は地震と大雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害や河川の増水、氾濫に警戒・注意が必要です。

13日 九州から東北で雨

九州では、50年に一度の大雨を観測した所や土砂災害警戒情報の発表されている所があります。
大雨や局地的には1時間に80ミリ以上という猛烈な雨も予想されています。
土砂災害に厳重な警戒をするほか、低い土地での浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
避難をするのにも、外に出るのが困難な時は家の2階などに留まることも視野に入れたほうが良いでしょう。
落雷や竜巻などの激しい突風が吹く恐れもあります。建物に移動するなど安全確保を優先なさってください。
★あす14日朝6時までの雨量(多いところ)
九州北部250ミリ。九州南部と近畿200ミリ
四国150ミリ。中国120ミリ。北陸100ミリ

【東海・関東】
多くの所で午前中から雨が降るでしょう。昼頃から夜は雷を伴う所や、激しい雨の降る所がある見込みです。
関東北部の水源地帯では、水不足が一気に解消とは行かないまでも、まさに待望の雨になる予想です。
【東北】
くもり空の一日で、雨は昼頃に福島県から降り出して宮城や山形へ。夜は青森などでも雨の所があるでしょう。
前線に最も近い福島県では、あす14日にかけて激しく降る所がある見込みです。
北海道
晴れる所が多いでしょう。この時期らしい青空が広がる見込みです。乾いた空気におおわれますので、お仕事やお出かけなど何をするにも絶好の日和です。
【沖縄】
夏空は朝だけで、日中は雲が広がりやすいでしょう。近海は波の高い状態が続きそうです。海水浴や沖釣り、ダイビングは要注意です。

13日 最高気温(全国)

【九州から関東】
多くの所で、昨日12日ほど上がらないでしょう。
それでも、福岡や大阪は30度前後、名古屋と東京は30度未満の予想。昨日より低めとはいっても、湿気が多いため蒸し暑さを感じる所が多い見込みです。
日ざしがなくても熱中症対策が欠かせません。
熱中症は外で・・と思われがちですが、家の中で発症というケースが意外に多いもの。お年寄りや乳幼児は異常があっても、感じにくかったり自分から発信しにくいため、周りの方による気配りが大事とされています。どうぞ注意の眼をかけてあげるようになさってください。
【東北・北海道】
日本海側では暑く、太平洋側ではヒンヤリ感のある空気におおわれそうです。秋田市は30度以上の真夏日、仙台市は25度以上の夏日に届かないでしょう。
【沖縄】
厳しい暑さです。夏至を過ぎた太陽ですが、昼下がりでも雲を通って真上から降り注ぎます。日差しを上手に避けることも暑さ対策、熱中症対策のポイントです。