非常に強い台風1号はフィリピンの東を西寄りに進んでいます。このあとも発達しながら、あすには猛烈な台風となって沖縄の南へ近づくおそれがあります。早めの台風対策を心がけましょう。

7月3日に発生した台風1号は海面水温の高い領域を進み、きのう5日21時に「非常に強い」台風となりました。台風1号が「非常に強い」勢力となったのは2009年以来、7年ぶりのことです。
現在、非常に強い台風1号はフィリピンの東にあって、暴風を伴い1時間におよそ35キロの速さで西北西へ進んでいます。
このあとも発達しながら、あす7日(木)には猛烈な台風となって沖縄地方に近づく見込みです。比較的早いスピードで接近するため、急に風が強まり、波が高くなるおそれがあります。暴風や高波に警戒して下さい。

風の予想

波の予想

沖縄地方での沿岸海域では、すでに台風からのうねりが入っています。
大東島ではきょうの昼過ぎから、沖縄本島地方では夕方から、
先島諸島(宮古島地方・八重山地方)は今夜から波が高くなるでしょう。
海上や海岸付近では高波に厳重に警戒して下さい。