30日、気象庁から1か月予報が発表されました。この先1か月の気温は全国的に高くなりそうです。

この先1か月は・・・
●気温は全国的に高い。
●降水量は北日本、東日本日本海側で多い。
沖縄・奄美では少ない状態が続く所がある。
週別の天気と気温の傾向は以下の通りです。
<1週目>
北日本、東日本日本海側では平年に比べて曇りや雨の日が多い。
東日本太平洋側、西日本日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多い。
西日本太平洋側では平年よりも曇りや雨の日が少ない。
沖縄・奄美では平年と同様に晴れる日が多い。
気温は各地とも平年より高い。
<2週目>
北日本、東日本日本海側では平年に比べ曇りや雨の日が多い。
東日本太平洋側、西日本では曇りや雨の日が多い。
沖縄・奄美は平年に比べて晴れの日が少ない。
気温は北日本、東日本、沖縄・奄美で高く、西日本では平年並か高い。
<3~4週目>
北日本、東日本日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多い。
東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美では晴れる日が多い。
気温は北日本がほぼ平年並、
東日本、西日本、沖縄・奄美は平年並か高い。
※地域の分類※
北日本=北海道、東北
東日本=関東甲信越、東海、北陸
西日本=近畿、中国、四国、九州(奄美を除く)

日照不足に関する東北地方気象情報

東北地方は北部を中心に今月13日頃から日照時間の少ない状態が続いています。
6月13~29日にかけての県庁所在地の日照時間を見ると、
青森75% 秋田75%、盛岡67%、山形93%、仙台82%、福島82%   (平年比)
各地で日照時間が少なくなっています。
今後2週間程度も前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多く、
日照時間の少ない状態が続く見込みです。
農作物の管理に十分注意してください。

長期間の高温と少雨に関する沖縄気象情報

一方、沖縄本島、宮古島地方、八重山地方では気温の高い状態が続いています。
沖縄では今日まで8日連続で気温が34度台の暑さになっています。
沖縄県で8日連続は過去に例がありません。
この気温の高い状態は今後1週間程度続く見込みです。
熱中症の危険が高まりますから、
体調の管理に十分に注意してください。

また、宮古島地方と八重山地方では降水量の少ない状態も続いています。
6月16~29日までの降水量を見ると
宮古島17%、石垣島3%、西表島1%   (平年比)
各地で降水量が非常に少なくなっています。
この降水量の少ない状態は今後1週間程度は続く見込みですから、
農作靴や水の管理にも十分注意してください。