今日は梅雨前線が南の海上に離れているので、本州付近は晴れ間の広がる所が多いでしょう。ただ、湿った空気の影響で東海や関東から北の太平洋側は雲の多い天気です。

予想天気図と気象衛星
予想天気図と気象衛星

梅雨空のエリアは?

今日は、オホーツク海に中心を持つ高気圧が、本州の東海上まで勢力を伸ばしてきます。このため、東海や関東から北の太平洋側は、高気圧からの湿った東風が流れ込みやすいでしょう。一方、梅雨前線は南西諸島付近にあり、夜にかけて徐々に北上してくる見込みです。
北海道や東北の太平洋側、関東と東海は曇り空の一日でしょう。雨の降る所もありそうです。最高気温は北海道や東北の太平洋側は20度前後の予想です。こちらはヒンヤリとしますので、上着を羽織るなど体調を崩さないようになさってください。関東や東海は25度から28度くらいの所が多い予想です。湿度が高いのでムシムシと感じられそうです。梅雨空の沖縄は、雨や雷雨で激しく降る恐れがあります。梅雨末期の大雨に注意が必要です。

梅雨の晴れ間のエリア

北海道と東北の日本海側は雲が多めですが、時折り日差しも出そうです。ただ、午後は雨の降る所があるので、晴れ雨兼用の傘を持つと良さそうです。最高気温は20度から25度くらいで、過ごしやすいでしょう。北陸と近畿から九州は晴れる所が多く、洗濯日和になる見込みです。日中にかけて気温はぐんぐん上昇し、真夏日の所が多くなるでしょう。紫外線も強いので、対策は万全になさってください。

16日は太平洋側は大雨に注意

明日の16日は、日本海に低気圧が進んでくるため、本州付近には南寄りの湿った空気が流れ込みやすくなります。また、梅雨前線が本州付近に北上してきます。
九州は朝から雨が降り出し、雨の範囲は次第に東へ広がっていきます。日中は西日本の太平洋側で、夜は東日本の太平洋側で雨脚が強まり、大雨の恐れがあります。また、東北や北海道も雷の鳴る所があり、雨の降り方が強まりそうです。
一方、沖縄付近から前線が離れるため、沖縄は晴れる所が多くなるでしょう。週間予報では、沖縄は17日以降も晴れる日が多い予想です。沖縄はまもなく梅雨明けの発表があるかもしれません。