今週は雨が降っても局地的で、梅雨らしくない天気の所が多くなりました。関東ではダムの渇水が心配されています。あすからは梅雨前線が北上し、まとまった雨になる所もありそうです。

梅雨前線が次第に北上

先週末は九州から関東まで一斉に梅雨入りの発表がありましたが、その後一週間、梅雨前線は日本の南に停滞したまま。沖縄は梅雨らしい空が続いている一方で、本州付近では雨は降っても、局地的でした。
関東地方では、冬季は雪不足、5月は少雨、梅雨入り後も雨が続かず、心配されるダムの水も減り続けています。
あすからは梅雨前線が本州付近まで北上してきます。
一転して、太平洋側ではまとまった雨となり、大雨になる所も出てきそうです。

12日(日)は西日本の太平洋側で大雨の恐れ

梅雨前線は九州付近まで北上します。
九州は朝から次第に雨が降り出し、鹿児島や宮崎など南部では激しく降り、大雨の恐れがあります。
四国や中国、近畿も、午後は雨の範囲が広がり、太平洋側では雨脚の強まる所もありそうです。

13日(月)は雨の中心は近畿から関東

梅雨前線が本州付近まで北上し、雨の範囲が東日本や北日本にも広がります。
特に、近畿から関東にかけての太平洋側で雨量が多くなる見込みです。
関東は南部ほどまとまった雨になり、雨のピークは13日の朝からお昼頃まで。朝の通勤・通学の時間と重なりそうです。今後の情報にご注意ください。
大雨は避けたいですが、食物や水がめを潤すくらいの雨は降って欲しいところです。