週末は、蒸し暑さが最強クラスにレベルアップ。京都は予想最高気温33度。西日本は熱中症に厳重警戒。関東も真夏日増加。湿度が高く、東京も不快な暑さに。食中毒の危険が高まりそう。

予想最高気温33度でも 暑さの質が違う

週末にかけては、西日本を中心に、暑くなるでしょう。
気温だけでなく、湿度も高くなるので、注意が必要です。
最高気温は、京都では11日土曜日は33度まで上がる予想です。
京都で、今年、これまで最も気温が高かったのは、5月23日の33度1分。
でも、その日の最小湿度は17%だったので、気温は33度台でもカラッとした暑さでした。
ところが、今回は、同じ33度でも、暑さの質がまったく違います。
梅雨時らしく、湿った空気が流れ込むので、湿度が高く、かなり蒸し暑くなるでしょう。
京都は今年1番高い気温が予想されているのに加え、湿度も高いので、「今年1番の蒸し暑さ」となりそうです。
大阪でも、10日金曜日と11日土曜日は、連日30度近くまで気温が上がる予想です。
神戸も、30度近い日が続きますので、連日の蒸し暑さで、熱中症にかかる危険性が高まるでしょう。
まだ、6月だからと油断しないで、汗をかいたら、こまめに水分や塩分を摂るよう、心がけて下さい。
ご年配の方は、のどの渇きを感じなくても、意識的に水分を補給するのがおすすめです。
お子さんも、周りの方が、気を配ってあげて下さい。
室内でもなるべく風通しを良くするなど、熱中症などに十分お気を付け下さい。

関東甲信 連日「真夏日」の所も

暑さに注意が必要なのは、西日本だけではありません。
週末は、関東甲信も、内陸部を中心に、蒸し暑さがレベルアップするでしょう。
予想最高気温をみてみますと…

谷市は、10日金曜日は30度まで上がるでしょう。
前日に比べると、最高気温は5度近く急に上がる予想ですので、急な暑さが体にこたえそうです。
気温の高い状態は、11日土曜日も続くでしょう。
内陸部ほど、一段と暑くなり、甲府市では10日金曜日は「真夏日」の予想です。
これまでの真夏日よりも、湿度が高いぶん、蒸し暑く感じられるでしょう。
11日土曜日も、30度まで上がり、「真夏日」が続く可能性もあります。
東京も、週末にかけては、昼間は半袖でも汗ばむくらいになりそうです。
梅雨に入ったばかりで、蒸し暑さに体が慣れていないので、疲れがたまってしまう心配があります。
睡眠不足も、熱中症にかかりやすくなる原因の一つですので、なるべく体を休めて下さい。
食品の管理にも、十分な注意が必要です。