明日以降は「真夏日」の所は少なくなるが、油断禁物。湿った空気の影響で、東京など関東も湿度が高いままで、ムシムシと不快な暑さに。木曜日は全国的に「不快指数」上昇。

「真夏日地点数」が少なくても、だまされないで

24日火曜日も、北陸や関東を中心に、季節外れの暑さが続きました。
15時までの最高気温は、全国1位は、石川県小松市で33度8分。
群馬県前橋市では、3日連続の「真夏日」になりました。
連日、5月とは思えない暑さとなっていますが、明日25日水曜日は、気温の上昇は一段落するでしょう。
上記の予想最高気温を見ますと…
関東から西では25度前後の所が多く、30度以上の「真夏日」の地点は少なくなりそうです。
「やっと、暑さから解放される」と思いがちですが、油断はできません。
気温はあまり上がらなくても、湿度が高いままでしょう。
東京・千代田区の詳しい予想がこちら。

東京・千代田区では、昼間も湿度が80%くらいで、高い状態が続きそうです。
特に、人の多い駅などでは、ムシムシと感じられるでしょう。
お出かけには、汗拭きタオルを、ご用意下さい。
そして、そんな時に注意が必要なのが、体調管理。
実は、湿度が高い時も、熱中症にかかりやすくなるのです。
【豆知識】
熱中症は、体温の調節機能がうまく働かないなどが原因で起こります。
『気温』が高い場合だけでなく、『湿度』が高い場合でも、汗が蒸発しにくいため、熱中症が起こりやすくなるのです。
日差しの暑さは控えめでも、汗をかいたら、水分補給を心がけて下さい。

木曜は 不快指数アップ

そして、木曜日は、関東から西を中心に、不快指数が高くなる所が多いでしょう。
東京では、金曜日も不快指数が80以上の予想です。
人にとって不快な暑さでは、食品もいたみやすくなります。
「食品がいたむ」というと、梅雨の時期をイメージする方もいらっしゃるかと思いますが、
この時期でも、体調管理や食品管理に十分、ご注意下さい。