すがすがしい5月もあと2週間弱。6月に入ると、雨の季節が近づきます。沖縄や奄美は平年より遅い梅雨入りとなりましたが、西日本や東日本の今年の梅雨入りはどうなるでしょうか。1か月予報をもとにまとめてみました。

沖縄と奄美 梅雨空多く

沖縄と奄美地方は今年は5月16日ごろに梅雨入りし、いずれも平年より遅い梅雨入りでした。
沖縄と奄美では、これから、6月前半にかけても梅雨空の日が多くなりそうです。
昨年は、沖縄では5月20日ごろと平年よりかなり遅く梅雨入りしたものの、梅雨明けは6月8日ごろと平年より早く、梅雨の期間が短くなりました。
今年は梅雨入り前から曇りや雨の日が多くなりましたが、これから6月前半にかけても梅雨空の日が多く、平年より大幅に梅雨明けが早くなることはなさそうです。
気温は平年並みか高い日が多く、蒸し暑い日が多いでしょう。

そのほかの地域は?

沖縄・奄美は梅雨入りが平年に比べて遅くなりましたが、他の地域はどうでしょうか。
上の図の通り、例年、6月上旬には西から次第に梅雨入りとなります。
今年も6月2週目あたりから、九州から関東の太平洋側を中心に前線の影響を受けやすくなるでしょう。
今のところ、平年と、それほど変わらない時期に梅雨入りの可能性が高くなっています。
6月前半も気温は平年並みか平年より高い予想で、湿気もグッと多くなるため、西日本を中心に蒸し暑くなりそうです。
すがすがしい初夏の陽気も残りがだんだん少なくなってきますので、有効活用を。
今のうちにクローゼットの空気の入れ替えをしたり、カビの養分をためないよう水まわりの掃除を進めておくのも良さそうです。
梅雨時期はまとまった雨の日が多くなりますので、家のまわりの側溝の掃除など進めておくのも良いでしょう。
北陸や東北は6月前半は天気は周期変化で、長雨の季節はまだ先となりそうです。