今年のホタル前線は3月7日に沖縄の宮古島からスタート。これまで、九州、四国、京都まで進んでいて、平年より1週間から2週間早めの所が多くなっています。その他の地域も、今年は例年より少し早めに楽しめるかもしれません。

平年より早いスピード

南から雨の季節に入り、ホタル前線も本州にかかってきました。
ホタルは大体、梅雨入りより少し早い時期から見られるようになります。
ただ、今年はだいぶ早くなっています。
5月17日は京都で平年より16日早くホタルの初見が発表されましたが、
これは統計開始以来2番目に早い観測ということです。(これまでの最早は2015年5月16日)
上の図はホタルが見られるようになる平年の時期を表したものです。
この先、6月に入ると本州の広い範囲で楽しめるようになり、7月になると東北や北海道でもその姿が見られるようになります。

ホタルが多く見られる条件は?

ホタルが多く見られる条件は、曇っていて、風のない生暖かい夜で、夜7時から9時頃がピーク。
雨が降っていたり、風が強かったり、寒い夜はあまり飛び回らないようです。
梅雨時でジメジメ・ムシムシする季節にこそ現れる光を楽しんでみてはいかがでしょうか?