南風によるフェーン現象で、北陸など日本海側で気温が急上昇しています。正午までの最高気温は、金沢で31.3度まで上がり今シーズン初の真夏日となりました。5月中に31度を超えるのは6年ぶりです。一方、局地的に激しい雨の降った九州や山陰で気温が急降下しています。

金沢の3時間毎の天気・気温
金沢の3時間毎の天気・気温

北陸で真夏日

南風によるフェーン現象で、北陸など日本海側で気温が急上昇しています。
正午までの最高気温は、金沢で31.3度まで上がり今シーズン初の真夏日となりました。
金沢で5月中に31度を超えるのは6年ぶりです。
また、石川県の小松で31度、富山県の上市で30.5度と続々と真夏日となっています。
東北の日本海側も気温が上がっていて、正午の気温は秋田の五城目で27.2度と
午前6時の気温に比べて14度近く上がっています。
きょうは北陸や東北日本海側の地域で暑くなっていますが、
夕方から気温が急降下します。激しい気温変化にご注意ください。
※追記
新潟県の大潟では33.1度まで上がりました。
5月までに新潟県内で33度台まで上がったのは、2010年以来6年ぶりです。

九州・中国地方 雨でヒンヤリ

寒冷前線の通過に伴って、局地的に激しい雨の降った九州や山陰地方などで気温が急降下しています。
福岡では午前6時前に最高気温25度を観測していますが、正午前には14.4度と10度も下がりました。
また、島根の浜田も午前6時に25.4度だったのが、正午には14.5度と朝6時から10度以上低くなっています。
近畿~東海などこのあと雨が予想される地域では雨が降り出すと、
気温がぐっと下がってきますのでご注意ください。

福岡の3時間毎の天気・気温
福岡の3時間毎の天気・気温