きょうは西日本から北日本の広い範囲で、昼過ぎにかけて非常に強い風が吹き、海上はしける所があるでしょう。交通機関に影響が出ています。この後も、暴風や高波に注意や警戒をしてください。

予想天気図
予想天気図

沿岸部は台風並みの風が吹く

中国東北区に発達した低気圧が進み、そこから延びる前線が東日本や北日本を通過します。本州や北海道付近は等圧線の間隔が狭くなった状態が夜まで続くでしょう。
東海や関東、北陸の雨は朝には止んで、日中は急速に天気が回復しますが、東北は昼ごろまで、北海道は夕方まで雨が降るでしょう。近畿から九州、沖縄は朝から晴れる見込みです。ただ、ほぼ全国的に昼過ぎにかけて風が強く、沿岸部では非常に強く吹く恐れがあります。瞬間的には30メートル以上の風が吹くでしょう。大人でもしっかりつかまっていないと転倒してしまうほどの強さですし、看板などが飛んでくることもあるでしょう。すでに交通機関に影響が出ている所がありますので、雨が止んで天気が回復した所も、引き続き非常に強い風や高波に注意や警戒をしてください。

ポイント予報
ポイント予報

関東は急速に天気が回復 内陸では真夏日の所も

関東の雨は朝には止むでしょう。日中は広く晴れる見込みです。ただ、天気が急速に回復しても、沿岸部を中心に昼過ぎまで風の強い状態が続きそうです。交通機関に影響が出ていますのでご注意ください。また、低気圧に向かって流れ込んだ暖かい空気に覆われています。日中は日差しが加わるため、昼ごろにかけて気温はぐんと上昇しそうです。東京は27度まで上がり、4月以降4回目の夏日が予想されています。前橋は30度が予想され、真夏日になるかもしれません。まだ暑さに慣れていないので、熱中症にかかりやすくなっています。水分補給をこまめにしたり、激しい運動を控えるなど気を付けましょう。今日の関東は、沿岸部は強風に、内陸では熱中症に注意をしてください。