20日は気温差に注意。昼間は暖かいですが、朝は冷えるでしょう。一日の中で気温差が大きくなりますので、服装で上手に調節なさってください。

気温差「大」

20日は、最低気温(青色)と最高気温(赤色)の差が大きくなります。
上のグラフで気温差を見ると、長野はその差18度。朝の通勤や通学は寒さ対策が必要です。
ただ、日中は21度と暖かくなります。朝はマフラ―があった方がよいですが、日中はコトーが要らないでしょう。
大分県の日田も、朝は暖房が欲しい冷え込みですが、予想最高気温は27度と昼間は暑くなります。

朝、冷える理由

20日午前9時の予想天気図を見ると、本州付近は高気圧に覆われています。
晴れて、風の弱い夜間は放射冷却が強まります。
簡単に言うと、19日の日中に暖められた空気が上空へ逃げるため、
地上付近の気温の下がり方が大きくなります。
雲が多い場合は、雲が布団がわりの役割をするため、
暖かい空気が上空へ逃げにくいとイメージするとよいかもしれません。
また、風の強い時は、空気がかき混ぜられるため、冷え込みは強くなりません。

昼間は暖かく、暑い所も

全国的に晴れて、昼間は暖かく(暑く)なります。
最高気温は鹿児島や福岡で24度の予想と九州は暑いくらいでしょう。
昼間は薄着で過ごせそうです。
中国・四国から関東と北陸は20度前後と、過ごしやすい陽気が続くでしょう。
この時期はすでに日差しが強くなっていますので、
特に昼前後に屋外で過ごす方は紫外線対策を心掛けてください。
東北から北海道は15度前後。
札幌は19日より10度も高く、16度の予想と、桜が満開になる頃の暖かさです。
なお、19日は関東や東北、北海道で急な雨の所がありましたが、
20日は寒気が抜けるため安定した晴天となります。
傘なしでお出かけできるでしょう。