九州から東海は今夜にかけて局地的な激しい雨に注意。関東の雨は弱まるものの、南風が強まります。東北は夜まで雨が続き、北海道も夜は広く雨。最新の雨と風の見通しです。

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春の嵐 雨や風のようすは

きょう7日(木)は、前線を伴った低気圧が発達しながら山陰沖を東よりへ進んでいます。
低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでおり、所々で雨雲が発達しています。
午前中は西日本のあちらこちらでザーザー降りの雨となりました。
また、全国的に南よりの風が強く、立っていられないほどの暴風が吹き荒れている所もあります。
このあとも低気圧は発達しながら比較的早い速度で東よりに進みます。
また、夜にかけて寒冷前線が九州から本州を南下するでしょう。

強い雨と風はいつまで?

【九州~近畿】
昼ごろにはいったん雨のやんだ所も、寒冷前線の南下に伴って再び雨雲がかかります。
九州北部や中国地方、近畿北部は、午後6時頃にかけて、九州南部や四国、近畿中部や南部は夜9時頃にかけて局地的な激しい雨、落雷、突風などに注意が必要です。
雨の後は、西または北よりの風に変わり、次第に弱まるでしょう。
【北陸・東海】
低気圧に近い北陸は午後9時頃にかけて発達した雨雲がかかりやすいでしょう。
東海も午後9時頃まで激しい雨に注意してください。
【関東甲信】
甲信地方は夜9時頃にかけて雨が続き、長野では激しく降る所もある見込みです。
関東地方の雨はピークを過ぎています。
夜の寒冷前線が通過する際は、山がブロックしてくれるため、発達した雨雲はかかりにくいでしょう。
ただ、夕方から夜が強い風のピークです。
雨が弱くても、横なぐりに降ってくるため、体が濡れてしまいます。
詳しくは下記リンクの徳田予報士の記事「関東 帰宅の足に影響」をどうぞ。
【東北】
夜にかけて雨の降る所が多く、東風がぶつかる太平洋側で雨雲が発達しそうです。
夜遅くなると低気圧が三陸沖へ抜けるため、風向きが西よりに変わるでしょう。
【北海道】
太平洋側では一部に雨雲がかかりはじめていますが、夜は雨の範囲がさらに広がるでしょう。