7日は九州から東北まで雨で、太平洋側を中心に雨や南風が強まっています。激しい雨や暴風が吹き荒れ、4月としては記録的な風になっている所もあります。夜にかけても、十分ご注意ください。

九州で激しい雨

今日は九州から東北の各地で雨が降り、太平洋側を中心に雨脚の強まっている所があります。
午前中は大分県日田市の椿ヶ鼻で1時間に35ミリの激しい雨。
午後も千葉県の勝浦市では1時間に24.5ミリの土砂降りになるなど、各地でまとまった雨となっています。

沿岸部を中心に暴風も

午前中は本県の阿蘇山で最大瞬間風速43.9メートルを観測しました。長崎県の長崎市は29.3メートル、雲仙岳は35.2メートルと4月としては観測史上最も強い記録です(ともに午前8時前)。
午後も和歌山県和歌山市で32.7メートル(12:30)、高知県室戸岬で32.0メートル(13:51)など、太平洋側の沿岸部を中心に風が吹き荒れています。

西日本は気温も上昇

また、強い南風の影響で沖縄や奄美では、気温が30度近くまで上がり、今年一番の暑さになっています。
鹿児島県奄美市の名瀬では真夏日一歩手前の29.7度まで上がりました。
その他、九州や中国・四国も広い範囲で25度前後となっています。
気温を押し上げた南風は夜には弱まってくる見込みです。
このあとの荒れた天気の見通しは、次の中川予報士の日直記事をご覧ください。