急速に発達する低気圧の影響で、大雪や猛吹雪と冬の嵐になっている北海道
しかし同時に、昨日から5月並みの暖気が入り、札幌などでは春を思わせる暖かさになっています。
昨日は北海道内の気温の観測地点すべてがプラスの気温となり、
昨年12月16日以来、約2か月ぶりに真冬日の地点がない一日となりました。

札幌 今日の路面の水たまり
札幌 今日の路面の水たまり

札幌でも昨日の最高気温が8.3℃と、昨年のクリスマスイブ以来となる5度以上の最高気温。
今日も正午の時点で8.2℃まで上がっています。
そのため、昨日、今日と札幌でも雨が降り、辺りの雪もかなり解けました。
道路には大きな水たまりができ、雪が残っている所も雪がもろくなっているため、タイヤや足を取られやすくなっています。
泥はねや路面状態、落雪、なだれなどに注意が必要な状態です。

明日は真冬が戻ってくる

しかし、この暖かさはそろそろ終わりを迎えます。
すでに大雪や猛吹雪となっている北部やオホーツク海側の地域だけでなく、
今夜には、今日雨が降っていた所にもこの時期本来の寒気が流れ込むため、
一気に気温が下がり、雪が降り出してくる見込み。
ふぶく所もあるため、今夜からは吹雪による交通障害や路面凍結、急な温度変化による体調不良などに
北海道各地で注意が必要となりそうです。