北海道は大荒れです。14日日曜日は日本海の低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過する見込み。北部と東部は猛ふぶきと大雪に警戒、南西部は大雨に注意が必要です。

暴風に警戒

14日日曜日、低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過し、次第に冬型の気圧配置になる見込みです。
次第に風が強まって、昼ごろから夕方をピークに暴風が吹き荒れるでしょう。
・予想最大瞬間風速(14日) 25~35メートル
猛ふぶきや吹き溜まりによる交通機関の乱れや、暴風に警戒してください。オホーツク海や宗谷海峡、根室海峡では流氷の動きが激しくなるため、注意が必要です。

大荒れの特徴は?

北海道の上空1500メートル付近には、土曜日よりも暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。
大荒れの特徴は、気温が平年より高い・大雪や大雨の恐れ・湿り雪と言えそうです。
また、大気の状態が非常に不安定になるため、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。
●気温 平年より高い
日中の気温は土曜日と同じくらいか高くなるでしょう。
・予想最高気温 札幌10度、釧路7度、旭川4度
大雨や雪解けによる低い土地の浸水、川の増水、雪の多い所ではなだれにご注意ください。
●大雪や大雨の恐れ
・24時間予想降雪量(~14日夕方・多い所)
北部 60センチ、東部 30センチ
・24時間予想雨量(~14日夕方・多い所)
南西部 100ミリ
●湿り雪
重たい湿った雪となるため、雪かきが大変になりそうです。大雪による交通機関の乱れにもお気を付けください。

天気の変化 めまぐるしい

天気の移り変わりを上の図に示しました。
朝(9~12時)は、南西部は雨で、局地的に雷を伴って激しく降るでしょう。北部と東部は雪の所が多くなりそうです。
夜(18~21時)には太平洋側の雨や雪はやみますが、日本海側は広く雪やふぶきとなる見込みです。

月曜日 真冬の寒さが戻る

平年よりも気温の高い状態は長く続きません。
日曜日の夜から急速に気温が下がり、月曜日の朝は氷点下の冷え込み。昼間の気温も0度に届くか届かないかの、真冬の寒さが戻るでしょう。
月曜日の通勤通学は路面の凍結や積雪に注意が必要です。