関東の平野部は日中、雨の所が多いですが、気温が下がる夜は広く雪に。あすの朝にかけて積もる所も。山間部は大雪となるため、交通機関に影響か。今夜は早めの帰宅がよさそう。

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春先から一転、真冬の寒さ

きょう正午現在、関東地方の所々に雪雲・雨雲がかかっています。
北部の山では雪ですが、北部の平野部や南部は雨の所が多くなっています。
気温は朝からあまり上がっておらず、都心の正午の気温は6度5分。
きのうの正午は13度2分でしたから、数字で見ると、きのうの半分くらいまでしか上がっていません。
春先の陽気から一転、真冬の厳しい寒さです。
このあとは広い範囲に雪雲や雨雲がかかるでしょう。
午前中は傘をささなくてすんだ所も、午後は傘が必要です。
気温はじわりじわりと下がっていくでしょう。
このため、今、雨の所も気温の低下とともに雪に変わる所が多い見込みです。

雪になる時間は?積もる?

雪になるタイミングですが、北部平野部の早い所で午後6時前後、その後、南部の平野部にも雪の範囲が広がりそうです。
都心周辺でも雪に変わる可能性があります。
雨と雪がまじる「みぞれ」で経過することも考えられますが、あすの朝にかけては平野部でも路面がシャーベット状態になることを想定しておいた方がよさそうです。
また、北部の平野部では路面上にもしっかり積もる所が多いでしょう。
夜のうちに行楽地へ車で移動する方や、運送業などで深夜に長い距離を運転する方は、雪への対策をしっかりとっておきましょう。
内陸部ほど雪になりやすく、山間部では大雪となる恐れがあります。
都心など平野部で雨でも、山間部での雪により交通機関に影響が出るかもしれません。
今夜はこまめに気象情報や交通情報をチェックして、早めの帰宅を心掛けるとよさそうです。
なお、関東の雪予想は気温の微妙な変化で、状況が一変します。
今回も、積雪の予想が出ている一方で、沿岸部を中心に雨のまま経過する可能性もあります。
このあともtenki.jpの日直予報士でこまめに記事をアップしますので、最新の情報を確認してください。