週末は南岸低気圧の影響で、広く雪や雨に。今回は降る時間が長く、降る量が多いのが特徴です。関東の平野部は明日の降り始めは雨の所が多いですが、次第に雪に変わる可能性も。最新の情報をお伝えします。

30日(日)の予想天気図
30日(日)の予想天気図

今回の南岸低気圧の特徴

西から前線や低気圧が近づき、九州や中国地方など西日本では雨が降り始めています。
これから週末にかけて、低気圧が本州の南岸沿いを進み、広く天気が崩れるでしょう。
今回は、前線上を二つの低気圧が次々進むため、降る時間が長引く見込みです。
関東では明日の昼ごろから日曜日の午前中にかけて断続的に雪や雨が降るでしょう。
長く降るため、降る量が多くなる見込みです。

雪か? 雨か?

東海から西では、気温は高めで、平地では雨の所はほとんどでしょう。
今回、雨になるのか雪になるのか難しいのが首都圏です。
南岸低気圧による雪か雨かの予想は、低気圧の発達具合や進路、気温のちょっとした違いによって、大きく変わってきます。
まだ、雪か雨かの予想に幅のある状況です。
今のところの予想では、関東の平野部では明日の降り始めは雨の所が多いでしょう。
気温の下がる明日の夜からは内陸部を中心に雪に変わる所もある見込みです。
30日(土)から31日(日)の午前中にかけても雪や雨が続き、内陸部では積もる所もあるでしょう。
山間部では降り始めから雪が続く所が多く、大雪の恐れがあります。
東京都心周辺は、雪か雨かの境目で、さらに予想が難しくなっています。
都心も明日の降り始めは、(雪になるには)気温は高めで、雨で降りだすでしょう。
心配なのが、30日(土)と31日(日)です。
特に朝は都心でも気温が3度前後まで下がるため、30日(土)からは都心でも雪の降る可能性があります。
今回は、降る時間が長く、降水量が多いため、雪で降り続けば、積もる恐れもあります。
関東の雪か雨かの予想にはまだ幅がありますが、今回は降る量が多く、雪で降れば積雪となる可能性がありますので、最新の情報に注意が必要です。