オホーツク海から「流氷の便り」が届きました。北海道紋別市は27日、「流氷初日」を発表しました。紋別の流氷観測は紋別測候所が無人化されたため、2008年以降は紋別市が独自に観測を行っています。

27日 オホーツクスカイタワーからの様子(北海道紋別市大山町)※紋別市提供
27日 オホーツクスカイタワーからの様子(北海道紋別市大山町)※紋別市提供

この冬初めてオホーツク海から「流氷の便り」が届きました。
写真は、オホーツクスカイタワー(北海道紋別市大山町)からの様子です。
雪に覆われた街並みの先はオホーツクブルー。オホーツク海の青の中に、白い線が数本見えています。この白い線が流氷です。

紋別市 「流氷初日」を発表

紋別市は27日、「流氷初日」を発表しました。平年より4日遅い、昨年より12日遅い観測です。
27日午前8時に紋別市氷海展望塔(オホーツクタワー)3階からの目視観測で、北北東の方角、約17~18キロ付近の水平線に線状に流氷が見られたということです。
紋別の流氷観測は紋別測候所が無人化されたため、2008年以降は紋別市が独自に観測を行っています。

もうすぐ 流氷接岸

この先、北日本では冬型の気圧配置となる日が多く、オホーツク海上空の気温は平年より低くなる見込みです。
オホーツク海側沿岸の海氷域は次第に拡大し、接岸する所があるでしょう。
紋別の「流氷接岸初日」は平年だと2月6日です。