日本付近に大寒波が襲来し、中国地方や九州では所々で記録的な大雪となっています。長崎市は1906年の統計開始以来、最も雪が積もり、49年ぶりに記録更新。

大寒波 奄美大島も雪

日本付近は冬型の気圧配置が西から強まっています。午後4時の気温は中国地方で氷点下5度前後、九州は氷点下3度前後と、凍てつくような寒さとなっています。この大寒波襲来によって、奄美大島で115年ぶりに雪が降り、中国地方や九州でも所々で記録的な大雪となっています。

観測史上最も雪が積もった長崎市

長崎市では午後5時の積雪が17センチになり、統計を始めてから最も雪が積もりました。
(1967年1月17日の積雪15センチ以来、49年ぶりに記録更新)
そのほか島根県邑南町淀原は午後4時までの24時間に70センチの雪が降り、積雪は100センチ。
広島県北広島市町八幡の積雪は143センチなど、市街地、山沿いともに大雪となっています。
25日にかけても非常に強い寒気が居座り、西日本や北陸を中心に大雪に警戒が必要です。

香港は「凍雨」を観測

午後3時の実況天気では、香港で「凍雨」を観測しています。非常に強い寒気が南下している証拠ですね。