天気はスッキリしません。21日は一年で最も寒い頃、二十四節気の「大寒」です。日本付近には暦に合わせたかのように平地でも雪を降らせるような寒気が居座ったまま。寒気の影響が残る見込みです。

冬型緩む

21日、発達した低気圧は北海道のはるか東へ遠ざかり、日本付近の冬型の気圧配置は緩む見込みです。
強い風は次第に弱まるでしょう。

「大寒」 寒気居座る

そして21日は1年で最も寒い頃、二十四節気の「大寒」。
上空の寒気の様子を見ると、暦に合わせたかのように、日本付近には山どころか平地でも雪を降らせるような強い寒気が居座ったまま。
来週のはじめ頃にかけて寒気の影響が残りそうです。

土日は雪?

さらに沖縄付近に発生する前線がとても厄介。沖縄で雨を降らせたあと、本州付近に雨雲をもたらします。
本州付近には強い寒気があるので降る物は雨から雪へと変わり、土日は中川予報士の記事にあるように「週末は 太平洋側で また雪か」になりそうです。
まだ少し先のことなので、tenki.jpでこまめに最新の予報を確認くださいね。
21日の各地の予報をまとめました。

21日木曜日 各地の予報

●北海道、東北
猛ふぶきは明け方までですが、日中も断続的に雪やふぶきとなるでしょう。日本海側を中心にさらに雪の量が増えそうです。なだれにご注意ください。太平洋側は日の差すこともありますが、雪雲が流れ込みやすいでしょう。
●長野県北部・中部、関東北部の山沿い
雪が続き、雪の量が増える見込みです。朝、起きたら雪かきが必要なくらい積もっている所もあるでしょう。大雪や路面の凍結、なだれにご注意ください。
●そのほかの関東、東海
晴れ間はありますが、雲が出やすいでしょう。ただ、天気の崩れはない見込みです。朝は底冷えするため、積雪のある所を中心に路面の凍結にお気を付けください。
●北陸
朝と夜を中心に雪が降る見込みです。明け方までは雷が鳴ったり、あられの降ることもあるでしょう。
●近畿、中国、四国
雲が広がりやすく、日本海側は湿った雪が降るでしょう。瀬戸内海側や太平洋側にも一時的に雪雲や雨雲がかかる所がありそうです。
●九州
雲に覆われて、南部は午後から雨、北部は夕方から所々で冷たい雨が降るでしょう。雪の交じることもありそうです。
●沖縄
どんよりとした空で、夜から雨が降る見込みです。局地的に激しく降るため、お帰りが遅くなる方は大きな傘があるとよさそうです。