広く傘の出番です。23日水曜日は西から下り坂。太平洋側で雨脚が強まるため、お出かけの服装選びにも工夫が必要です。雨の降る時間帯、雨の降り方をお伝えします。

22日17時 雲のようす
22日17時 雲のようす

22日 28年ぶりの夏日20地点

22日火曜日は日本海側の天気も回復し、全国的に日差しが届きました。
沖縄に広がっていた寒気による雲も取れて、石垣島の最高気温は28度0分に。全国で12月下旬に28度以上を観測するのは1987年以来28年ぶりのことです。

23日 広く傘の出番

ただ、晴れの天気は続きません。
17時の雲のようすを見ると、大陸から東シナ海にかけて、モヤモヤとした雲ができています。
23日水曜日の朝には前線や低気圧が発生して、本州の南を東へ進む見込みです。
前線や低気圧に向かって、この時期としては暖かい空気が流れ込むため、太平洋側では雷を伴って雨がザッと強まることもあるでしょう。 雨の時間帯と雨の降り方を地域ごとにまとめました。

各地の天気

●沖縄
朝は日差しがありますが、昼頃からは雲が広がって雨が降りやすくなるでしょう。本島地方は夕方から雨が降る見込みです。風が強めに吹くため、傘を差しても体が濡れてしまいそうです。
●九州
日中は広く雨で、雨脚の強まることもあるでしょう。種子島・屋久島地方では雷を伴って激しく降ることもある見込みです。夜になると雨はほとんど止むでしょう。
●中国、四国
昼頃から雨でしょう。太平洋側は夕方以降、雷の鳴ることもありそうです。水たまりができるくらいの雨となるため、足元にお気を付けください。
●近畿、東海、北陸、関東
次第に雲が厚みを増して、夕方から雨が降るでしょう。次第に本降りとなり、紀伊半島の太平洋沿岸を中心に雷雨となることもありそうです。標高の高い山は夜になると雪が交じるため、車の運転は注意が必要です。
●東北、北海道
日中は晴れ間が出るでしょう。ただ、夕方からは別の気圧の谷の影響で、にわか雨やにわか雪がありそうです。お帰りが遅くなる方は念のため、傘をお持ちください。