今年もクリスマス寒波がやってきます。クリスマスの様々な予定はもちろん、忘年会や年越しの準備などに思いをめぐらせている方もいるかと思います。23日水曜日からクリスマスあたりの天気の傾向をまとめました。

寒気のようす(18日夜)
寒気のようす(18日夜)

クリスマス寒波は現在、日本のはるかはるか西、西シベリアで準備をしています。
18日夜には上空5400メートル付近で氷点下42度ほどの強い寒気になっています。周辺では気温が氷点下20度以下まで冷え込み、氷の粒でできた霧が発生した所もあります。クリスマス寒波は低気圧が日本付近を通る度に近づいて、25日金曜日あたりに日本列島にやってくる見込みです。
24日木曜日にかけて気温は全国的に平年並みかやや高めとなりますが、25日金曜日からは寒さがグッと厳しくなるでしょう。寒波が届くタイミングで、雨が降っている所は雪へと変わりそうです。
クリスマス周辺の天気の傾向をまとめました。

天気の傾向

●23日水曜日
西から前線や低気圧が近づくでしょう。沖縄と九州から関東は雲が広がりやすく、雨が降る見込みです。東北と北海道は日差しがあるでしょう。
●24日木曜日
低気圧が発達をしながら本州南岸を進む見込みです。全国的に雨が降るでしょう。北海道も降り始めは広く雨ですが、次第に雪へと変わる見込みです。
●25日金曜日、26日土曜日
日本付近は強い冬型の気圧配置になり、寒気が流れ込むでしょう。北海道から東北の日本海側は雪が降る見込みです。北陸は金曜日は山沿いを中心に雪ですが、土曜日は平地も雪となりそうです。山陰は雪が降りやすいでしょう。太平洋側は大体晴れますが、北風が冷たく感じられそうです。この先も日直予報士で最新の予報をお伝えします。大事な予定がある方ほど、こまめなチェックがオススメです。