関東では、18日金曜は冬らしい寒さとなりました。この寒さは19日土曜も続きます。北部では、一日中氷点下の気温となる所も。南部も北風が強まるため、いっそう厳しい寒さとなりそうです。

金曜の天気をおさらい…朝は冷え込んだ

関東の金曜の天気を振り返ってみましょう。けさは各地で冷え込みが強まりました。
前橋や宇都宮、銚子、千葉、館山などでは「今シーズン最も低い気温」を更新。
銚子からは「初霜」の便りも届きました。(平年より7日遅く、昨年より12日遅い観測です。)
日中は日差しがたっぷり降り注ぎましたが、空気は冷たいまま。
最高気温は、東京で11度8分など、ほぼ平年並み。ほとんどの所で「この時期らしい寒さ」でした。
とはいえ、ここ最近は比較的暖かかったため、いつもの年以上に寒さが厳しく感じられたかもしれません。

土曜はさらに寒い?一日中氷点下の所も

土曜も寒さは続きます。北部の山沿いや標高の高い所では雪も予想され、昼間も気温が上がりません。
群馬県草津町など、一日中氷点下の気温が続く所もありそうです。
「氷点下の気温が続く」=「最高気温が0度未満の日」を「真冬日」といいますが、
関東では今シーズン、まだ真冬日を観測していません。
土曜は「今シーズン初真冬日」の便りが届くかもしれません。

北風強まり体感温度ダウン…空気の乾燥にも注意

北部の山沿い以外の地域でも、土曜はいっそう寒くなりそうです。
その原因となるのが「北よりの風」。
土曜は南部を中心に、冷たい北よりの風が強めに吹くため、体感温度がグッと下がるのです↓↓
お出かけは、真冬のコートはもちろん、マフラーや手袋などが役に立つでしょう。
そして、もうひとつ気をつけていただきたいのが「空気の乾燥」です。
関東では、金曜も湿度が20~30%くらいまで下がりました。
空気が乾くと、火事が起きやすくなったり、風邪を引きやすくなったりします。
火の取り扱いに注意したり、加湿器を使って室内の乾燥を防いだり…と
「火の元・のど元のケア」を心がけましょう!